こんにちは。Grinです。
世界的ベストセラー Harry Potter を、原書で再読します。
全7巻のシリーズ、第一巻は Harry Potter and the Philosopher’s Stone 。
今日は、第四章を読んでいきます。
第四章には、ハグリッドが再登場。
彼のセリフは訛りがひどく、英文にもクセがあって
ノンネイティブには少しばかり読みにくい。
彼の登場シーンは、映画と小説で異なりますが、
詳しくは後ほど。
Capter 4 The Keeper of the Keys
第四章は、こんな英文で始まります。
BOOM.
【 Grinの解釈 】
バン!
史上最高に短い書き出しのセンテンスかもしれません。
この boom は「大砲の轟き」から「ハチなどの羽音」まで表現する擬音語。
では、この第四章からハリポタクイズです。
トリビアなものもありますが、全問正解できるか挑戦を。
Q1. 訪ねて来たハグリッドは、小屋で何を焼いた?
Q2. 最後に届いたホグワーツの手紙、その宛先は?
Q3. 何月何日が、ホグワーツの始業式?
Q4. 海上の小屋まで、ハグリッドがつれてきた生き物は?
Q5. ハリーの両親が殺された日は、何の祭日?
↓
↓
A1. six sausages
A2. Mr. H.Potter, The Floor, Hut-on-the Rock, The sea.
A3. September 1.
A4. an owl
A5. On Halloween
覚えておきたい表現を ピックアップ。
- skid … 横滑りする
- deafening …耳をつんざくような
- Budge up. … 席を詰めてくれ
- crouch … うずくまる、しゃがむ
- with rage … 激しい怒りで
- stammer … 口ごもる
- Where was I? … どこまで話したっけ?
- grunt … うなる
- dratted … (口語)いまいましい
- weirdo … 風変りな人、奇人
映画と小説で異なるハグリッドの行動、気づきましたか?
主なものを挙げますと、映画のハグリッドは、
- ドアを押し込んで侵入したとき、 Sorry about that. と謝罪する
- ハリーとダドリーを勘違いしない
- バースデーケーキのスペルを、間違えていない
- いきなり調理を始める(ソーセージがおいしそう)
- 小屋から、ダンブルドア校長にフクロウ便を送る
- 小屋で、ヴォルデモートの話をする
- リリーとジェームズの話をしながら、大泣きする
- 退学処分になったことを告白する
…他にもありました??
この第四章で見つけた使えそうな表現は、コレ。
For crying out loud! … なんてこった! いい加減にしてくれ!
第四章は 、こんな英文で終わります。
Don’t mind if it wriggles a bit, I think I still got a couple o’ dormice in one o’ the pockets.
【 Grinの解釈 】
もぞもぞ動いても、気にせんでくれ。ヤマネズミを何匹か、ポケットに入れとったかもしれん。